January 25, 2012
『日本列島 いきものたちの物語』完成披露試写

::雪化粧。
テオ・アンゲロプロス監督が亡くなった。
『霧の中の風景』を観たときの衝撃は、鮮明に記憶している。今でも、映画のことを思い出しただけで、純度の高い美しい映像と、哀切なテーマ曲が、頭の中に蘇ってくる。ご冥福をお祈りします。
一昨日はホテルラフォーレ東京で『日本列島 いきものたちの物語』の記者会見に出席し、TOHOシネマズ六本木ヒルズへ移動して、完成披露試写に立ち会う。
夜は、試写に来てくれた須藤さんと「おやじ」へ行ったら、来週面接する予定の女優さんを目撃。奇遇。食事している間にみるみる雪が積もっていった。
昨日は朝からワインドアップへ行き、年明けに撮影した映画の編集。いくつかのリテイクと、追加撮影を行うことを決める。
今日は、秋篠宮ご夫妻と佳子さまに、『日本列島』の試写にお越しいただく。秋篠宮殿下は撮影方法について熱心に質問され、紀子さまからはニホンザルの物語に感動したというお言葉をいただいた。
January 17, 2012
『ドライヴ』『コーマン帝国』

::リンダ・ホーグランドさんと銀座の「青空」へ。
連日ハードなスケジュールが続いているが、こんな時に限って寝る時間を削ってでも映画を観たくなる。
まずは、昨年のカンヌ映画祭で監督賞を受賞した『ドライヴ』。脚本はいたってシンプル。スタジオ作品だったら、もっと派手でわかりやすくて凡庸なB級映画になってしまったのだろうが、スタジオに断られ、インディペンデントで製作したことで、味わいのある映画になった。ライアン・ゴズリングをはじめキャストは皆素晴らしいが、キャリー・マリガンがずば抜けて魅力的。
続いて観たのは、『コーマン帝国』。失敗を怖れず、冒険心を捨てず、自由にバカ映画を作り続けたインディペンデント・プロデューサー、ロジャー・コーマンのドキュメンタリー映画。しかも、自伝「私はいかにハリウッドで100本の映画を作り、しかも10セントも損をしなかったか」のタイトルにある通り、絶対に損をしないというところが凄い! とても真似はできないが、永遠の師匠です。
January 11, 2012
『日本列島 いきものたちの物語』ついに完成!

::正月に行った蓬莱「走り湯」で。
昨日は、白石和彌監督と打ち合わせし、松竹に新設されたグローバル戦略開発室の方々とランチ。
午後は、旧友と久々に会い、ヒントの山口さんと情報交換して、夜は紀里谷監督からの招待で、クリエイターの交流を図るソーシャル・ネットワーク「FREEWORLD」のプレリリースパーティに行く。
今朝は髪を切り、博報堂DYの春名くんとランチし、白石晃士監督と打ち合わせ。
15:30にはイマジカへ。『日本列島 いきものたちの物語』の修正初号試写。11月にいったん仕上げたのだが、納得できなかったのでサウンドミックスをやり直し、ついに完成した。
企画を動かし始めたのは、4年前。NEPの皆さんや、岩合光昭さん、中村征夫さんをはじめとする素晴らしい動物カメラマンの方々や、企画の初期段階で製作・配給を決定してくれた東宝の方々の力をお借りして、奇跡的な映画が誕生した。
2月4日公開ですので、ぜひ劇場でご覧ください。
January 04, 2012
『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』

::あけましておめでとうございます。
今日から新作映画の撮影が始まったので、正月休みはないも同然だったが、楽しみにしていた『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』だけは観に行った。期待以上の面白さ。脚本もよく練られているが、これが実写映画初監督となるブラッド・バード監督の演出も、ユーモアと人物描写の温かさが緊張感を高めることに成功している。
セカンドユニット監督のダン・ブラッドレーは、東映Vアメリカの『刺青 IREZUMI』や「L.A.マフィア戦争 大殺戮」のときのスタント・コーディネーター。「スパイダーマン」「ボーン」「007」シリーズなどでも活躍していて、今やハリウッドで引っ張りだこのアクション監督。素晴らしい。
しかし、若い観客が上映中に平気でトイレに行ったり飲み物を買いに行ったりするのにはびっくりした。細かい伏線を張ったり全編を通してのリズムを考えたりしてもムダと言うことか。