February 24, 2010
『沈まぬ太陽』

::シンから誕生日プレゼントに、『オズの魔法使』のPEZをもらった。
公開70周年を記念した、シリアルナンバー入りのコレクターズ版!
ようやく『沈まぬ太陽』を観た。労作にして力作だが、いい人はただいい人で、悪い人はただ悪い人だから、どちらにも共感できないのが残念だった。「白い巨塔」でも、田宮二郎演じる財前は悪い人ではなく弱い人だから共感できたのだが、唐沢寿明演じる財前はただ悪い人にしか見えないから共感できなかった。今の俳優はわかりやすい芝居だけを求められるから、そうなってしまうのか。しかし、松雪泰子は魅力的だったし、烏丸せつこが素晴らしかった。
今日は10:30にフェニックスへ行き、今年撮影予定の映画について打ち合わせ。彼らが製作した『シャッターアイランド』がアメリカで大ヒットしたので、みんな上機嫌。
ランチは元オズラの小峰くんと「India's Grill」へ行き、午後は『さらば愛しの大統領』のメイキングビデオをひたすらチェックして、夜はベルロックメディアの頼廣さんと「ととらく」で食事しながら情報交換。
February 22, 2010
『さらば愛しの大統領』

::ぜひご覧いただき、「アホやなあ」って笑ってください。
編集中と書いていた映画『さらば愛しの大統領』が今日発表になった。
面白いCMをたくさん作ってきたCMディレクターの柴田大輔と、放送作家としても才能豊かな世界のナベアツが共同で監督した、コント映画。
世界のナベアツ自身がタイトルロールの「大統領」を演じているほか、僕が大ファンである宮川大輔とケンドーコバヤシの二人に主演してもらった。そして、吹石一恵、釈由美子、仲村トオル、大杉漣、志賀廣太郎、前田吟などの俳優陣に加えて、宮迫博之、河本準一、中川家剛、中川家礼二、サバンナ高橋、ブラマヨ小杉、フットボールアワー岩尾など、よしもときっての笑いのプロが総出演。
みんなで真剣に映画の笑いを研究した結果、とことん笑える(いい意味で)ものすごくくだらない映画になったと思う。これだけ議論と試行錯誤を重ねた映画製作は経験したことがなかったが、その分、スリリングで楽しかった。
今秋公開ですので、どうぞお楽しみに!
February 14, 2010
またまた雪国へ

::空気が美味い!
北海道に来ている。昨夜は、動物カメラマンの嶋田忠さんたちと釧路の居酒屋「炉ばた 万年青」へ。おでんもほやの刺身も甘い玉子焼きも美味かったが、とくに阿寒豚の焼き物は絶品だった。

::タンチョウは川の中で、一本脚で立って眠るのだそうだ。
今朝は5時に起きて、温泉で体を温め、防寒着を着込み、零下16度の中、鶴居村の音羽橋へ。雪裡川で眠り朝を迎えるタンチョウを観察することができるポイント。橋の上は、高価な望遠レンズを構えるアマチュアカメラマンが鈴なりだった。朝食を食べた後は、阿寒国際ツルセンターへ。ここでは給餌をしているので、数十羽のタンチョウがいて、求愛ダンスを間近に見ることができる。

::見つめ合ってると、エゾシカのつぶらな瞳に引き込まれてしまう。
釧路湿原を車で走ると、そこら中にエゾシカの姿が。意外にすぐ道端にいたりして、見つめ合うことになる。

::線路の彼方を歩くキタキツネ。
キタキツネも何匹か見ることができたが、こちらは警戒心が強くてまったく近づけない。
寒かったが、大自然を満喫した2日間だった。
February 11, 2010
クラブ33

::秘密の扉。
東京ディズニーランドへ行ったので、「ジャングルクルーズ」に乗った。このアトラクションには格別の思い入れがある。子供の頃、なぜか「ジャングルクルーズ」の双六を持っていて、日本にはまだディズニーランドがない時代だったから、夢のような場所を想像しながら遊んでいた。だから、上京した年(83年)に東京ディズニーランドがオープンして、最初に乗ったアトラクションが「ジャングルクルーズ」だった。
今回、ディズニーランドへ行ったのは、「クラブ33」で食事するため。アルコール禁止のディズニーランドに一軒だけお酒が飲めるレストランがあるという噂は昔から聞いていた。その会員制レストランが「クラブ33」。目立たない場所に秘密の入口があり、入る瞬間からワクワクさせてくれる。

::♪ビュ〜ティ〜・アンド・ザ・ビ〜スト♪
食事の途中にエレクトリカルパレードが始まると、店内は蝋燭の明かりだけになって、最高のポジションからパレードを見ることができるのだ。
February 07, 2010
吹雪の京都

::むらさきの
昨日は、編集中の映画の追加撮影に立ち会うため、朝から神代植物公園へ。
12:00にはよしもとへ行って片岡さん、剱持さんと打ち合わせし、東京駅からのぞみに乗って京都へ。
京都は吹雪! 寒いが、雪の京都は美しい。
祇園「権兵衛」で大好物の親子丼を食べ、雪の中を歩いてホテルにチェックインし、夜はとある料理屋へ。前から行きたかったのだが、一見さんはお断りで、6席しかないから常連でもなかなか行けないと聞いてあきらめていたら、京都通の知り合いからこの日に予約しているから一緒にどうですかと誘っていただき、幸運にも行くことができた。心地良い空間と工夫されながらも奇を衒わないお料理に、大満足! 女将さんに「ブログはご遠慮いただいてます」と言われたので、店名は伏せます。
今日は京都駅の伊勢丹に寄り、「紫野和久傳」のお弁当を買って新幹線で食べた。
明日から「Wii Fit」でまた減量しないと!
February 02, 2010
みかんを食べながら

::旧友からもらった24年前の写真。
一昨日の夜は、旧友が実家に戻るというので、共通の友人と3人で食事する。みんな年を取ったことに気づく。友人から美味しいみかんの情報を聞き、取り寄せてみた。愛媛県真穴の越冬完熟みかん「貴賓」。昨日は東京にも雪が降り、わずかだが積もった。
それにしても、どこへ行っても暗い話題ばかり。あの会社が倒産した。あの人がリストラされた。あの映画が中止になった。
DVDが売れなくなったおかげで、DVD収入によって支えられていたミニシアター系で公開する映画は作れなくなり、日本映画の80%はそういった低予算の映画だったから、日本映画の製作本数は激減し、スタッフは仕事を失い、新しい才能を育てる場所もどんどん減っている。
みかんを食べながら、チャップリンの映画を見て、思った。今こそ必要なのは、ものすごい才能の持ち主だ。ひとりの力が、きっと歴史を変える。