February 25, 2009
世界のナベアツと会う
10:00からパラマウントで『ゴースト』の打ち合わせをし、「旬房」で三木さんと情報交換。
オフィスで三宅監督と打ち合わせした後、14:00から吉本興業で世界のナベアツと会う。ファンなので、うれしい。
再びオフィスに戻って打ち合わせを続け、19:00にはリッツへ。リレティヴィティという会社について前に書いたが、CEOのライアン・カヴァナーとビジネス部門社長のスコット・ランバートが来日したので打ち合わせし、赤坂「ざくろ」で食事。
ヘッジファンド「エリオット」の資金提供を受けてユニバーサル、ソニーと製作契約を交わしているが、すでに『アイアンマン』『アメリカン・ギャングスター』『マンマ・ミーア!』などの大ヒット作を連発。ユニバーサルのジャンル映画部門である「ローグ」まで買収した。彼らの武器は、正確な収支予測と素早い判断と無駄の排除。
これからのハリウッドで最も必要とされる能力を備えた会社と言えるだろう。
February 19, 2009
『GOEMON』完成披露試写

::『GOEMON』公開まで、あと71日!
昨日は10:00から赤坂「氷川神社」で、22日にクランクインする新作映画のお祓い。
キャスティングの山ちゃんと打ち合わせし、友人と「利庵」でランチした後、15:00からは松竹で『GOEMON』宣伝会議。興収目標をいくらに設定して宣伝費をいくら使うのかを再確認。
19:00には新作映画のオールスタッフに顔を出し、20:00から中目黒「虎の穴」で友人と会食して、22:30には紀里谷監督とパパドゥへ。山田社長と『GOEMON』の宣伝計画について打ち合わせ。
今日は「菱沼」でランチし、いくつかの打ち合わせをした後、18:30には丸の内ピカデリー1の『GOEMON』完成披露試写へ。業界内にはすでに口コミが広がり始めているらしく、「招待状がほしい」という電話やメールをたくさんもらった。久々にお会いした山本又一朗プロデューサーも「面白かった!」と言ってくれて、固く握手。
観た人の熱が伝わっていくことを期待する。
February 16, 2009
台北から
一昨日日本に帰り、昨日から台北に来ている。
昨夜は『藍色夏恋』『言えない秘密』の主演女優グイ・ルンメイと食事。聡明にして可憐。
2日間で5人の監督をはじめ、プロデューサーや配給会社やテレビドラマ制作会社と打ち合わせしたが、みんなポジティブで素晴らしい人たちだった。
中でも、昨年公開された映画『海角七号』のジミー・ファンプロデューサーとウェイ・デサン監督とのミーティングは、彼らの強いパッションを感じて刺激的だった。『海角七号』は『タイタニック』に次ぐ台湾歴代2位という興行収入を上げ、たったの3%という国産映画の興行収入シェアを一作品だけで10%以上に押し上げた映画だ。作品そのものも素朴な魅力があり、クライマックスでは心地よい涙が出た。
今回の台北出張で、台湾映画の新しい時代が始まる予感を感じた。新しいエンタテインメント映画を生み出す才能が、台湾から次々と登場することを期待する。
February 13, 2009
Vアメリカの頃 その1

::ホームパーティに遊びに来たクリストファー・ウォーケンと。
中央は小峰くん。
東映Vアメリカをプロデュースしていた時代の話を何回かに分けて書こうと思う。
92年にアメリカ法人オズラ・ピクチャーズを設立し、最初にプロデュースした映画は、HPラヴクラフト原作の『ネクロノミカン』。後にオズラを一緒にやることになる小峰昭弘くんとLAで出会い、彼の紹介で会った『ZOMBIO 死霊のしたたり』のプロデューサー、ブライアン・ユズナから持ち込まれた企画だった。アメリカ初の映画がホラーだったのは、今考えると運命的だが、ビデオセールスが前提の当時の低予算映画には、ホラーとアクションくらいしかマーケットがなかったのだ。
『ネクロノミカン』は3話オムニバスの企画で、ブライアンが1話を撮ることが決まっていたので、僕は『就職戦線異状なし』を一緒にやったばかりの金子修介監督に1話を撮ってもらうことにした。そして、ひょんなことから、残りの1話をフランスの新人監督に撮らせることになった。その話は次回に。
February 10, 2009
日本人が失ってしまったもの

::LAは雨期で雨が続いたが、雨の合間の青空も気持ちいい。
中田監督に続いて、清水監督に次男が誕生したとのこと。おめでとうございます!
昨日は韓国の映画会社CJエンターテインメントのLAオフィスへ行く。
『殺人の追憶』を観たときの衝撃は忘れられない。韓国映画は、かつての成熟していた時代の日本映画に追いつき、その間に日本映画は退行して幼児化してしまったという現実を思い知らされた。その後、韓国映画も商業的には難しい時代に突入してしまったが、才能のある監督や俳優はたくさんいる。彼らのパッションや大胆なチャレンジ精神は多くの日本人が失ってしまったものだ。ぜひ彼らと一緒に、世界マーケットに向けた映画を作りたいと思っている。
今日はヒロコと山に登り、ひたすらデスクワークを処理して、夜は真田さんたちとビバリーヒルズの「Madeo」へ友だちの誕生日ディナーで行ったら、さっき電話で話したばかりの紀里谷監督と偶然会う。世界が狭いと言うべきか、縁があると言うべきか。
February 05, 2009
個性的な監督たち
月曜は山に登り、社内会議をした後、岩井監督とフォックス・サーチライトへ。
夜は岩井監督夫妻や真田さん、マシたちと「わかさんち」で遅い新年会。
火曜はロイと一緒にリレイティヴィティのスコット・ランバートに会う。リレイティヴィティはユニバーサルとソニー合わせて年25本の製作契約を結び、最近ではローグを買収してハリウッドの注目を集めている会社。
午後はUTAで打ち合わせし、夜は「Jinpachi」へ。
水曜はグリーンカード更新のための指紋採取に行き、午後はたまりにたまったデスクワークを処理して、18:00からエイベックスとチャット会議。
今日は再び山に登り、『カンフー・パンダ』を監督したイギリス出身のジョン・スティーヴンソンと「AGO」でランチ。
午後は社内会議を続け、夜はデンマークの映画監督オーレ・ボールネダルと「ととらく」でディナー。
世界にはいろんな個性を持った監督がいて楽しい。
February 04, 2009
『ハリウッド監督学入門』

::http://www.bitters.co.jp/hollywood/
キャスティングの山ちゃんからメールがあり、46年間の独身生活にピリオドを打って昨年結婚した中田秀夫監督に女の子が誕生したとのこと。おめでとうございます。
そう言えば、監督の最新作『ハリウッド監督学入門』に出演しています。『ザ・リング2』など中田監督自身のハリウッドでの体験をベースに、ウォルター・パークスやロイ・リー、ハンス・ジマー、僕や清水崇監督などへのインタビューで構成されたドキュメンタリー映画です。ハリウッドの抱える問題点を指摘しながらも、監督のハリウッドへの愛憎がともに滲み出ていて面白いです。『Foreign Filmmakers' Guide to Hollywood』という原題の通り、ハリウッドを目指す外国人のためのガイドになっていますので、ハリウッドに挑戦してみようと野望を燃やしている方はぜひご覧ください。
3月21日からシアター・イメージフォーラムで公開です。