December 31, 2008
2008年が終わる

::今日まで打ち合わせが続き、大晦日という実感はまったくないが。
先日、羽田空港でターミナルを間違えて急いでいたら、エスカレーターのど真ん中に20代の若い男性が立っていて歩けない。「すみません」と声をかけたが、男性は振り返りもせず、暗い声で「何ですか」と呟いた。「通してもらえませんか」と僕。男性は動く素振りも見せず、「エスカレーターは歩行禁止なんですけど」と再び暗く呟いた。
あなたの言っていることは正しい。でも、それは正義に便乗した憂さ晴らしでしかない。反論する気も起きず、ただ暗澹たる気持ちになった。世界はいま、暗い。希望は見えない。来年、世界はどうなっていくのか?
今年は18年ぶりに1本の映画も撮影せず、いろんな人と出会い、話したりしながら、これからの10年をどう進んでいくかをひたすら考えた。そして、ようやく答えを見つけた。だから、明日からまた、歩き出す。真っ直ぐ前を向いて。上を見上げて。
2009年が、私とあなたにとって幸せな年となるよう、祈っています。
December 23, 2008
今年最大のヒットと、今年最大の外れと

::「陸羽茶室」で。
香港の人からよく広東語で話しかけられる。
一昨日から香港。昨日のランチは飲茶の名店「陸羽茶室」。20年ぶりだが、変わらず美味い。
今日のランチは、まず「生記粥品専家」。香港一のお粥と聞いて行ったのだが、評判通りの美味さ。

::これがカレースープ味の牛肉麺。
そして2軒目は、ポール推薦の「九記牛■」。こちらは香港一の牛肉麺と噂の人気店。まず上湯スープ味を食べたが、スープも麺も牛バラ肉も美味。しかし、続いて食べたカレースープ味が牛スジも入って絶品! まさしく、今年最大のヒット!
今回はフォーシーズンズに泊まったので、今日のディナーは香港で唯一ミシュラン3つ星を取って話題の「龍景軒」へ。コンシェルジェには1月中旬まで満席と言われたが、店に直接交渉に行って21:15からの席をゲット。しかし、今年最大の外れ! 凡庸と言うより不味い。ミシュランの3つ星を取って一番驚いたのはシェフではないか。
でもまあ、ランチはどれも大満足だったし、ビジネスも収穫があったし、今回も香港を大いに満喫した。
※■は月へんに南。
December 19, 2008
おもろい時代

::元気の素は、「すずき」のロースかつ弁当。
最近、週に一回は食べてる。
昨日は事務処理をひたすらした後、ある原作の映像化権を交渉するために小学館へ行き、16:30からはエイベックスで荒木さん、新崎さんと打ち合わせ。世界的な不況にハリウッドも巻き込まれ、世界の映画産業の構造は大きく変わろうとしている。視点を変えれば、今こそ絶好のチャンス。「おもろい時代に生きててよかったね」と、荒木さん。
その後は、ワーナーの『GOEMON』宣伝会議に合流。
夜はワイン・コレクターであるパラマウント日本代表の岡崎さんたちと、銀座のワイン&イタリアン「SPACE」で食事。
今日は9:30からオズで清水監督、三宅監督、安里監督と打ち合わせし、12:00には松竹で『GOEMON』海外セールスの打ち合わせをして、14:30からは吉本興業で大崎さんと会い、オズに戻って三木さんと情報交換。
会食の後はワーナーで、廣澤康正さんと『GOEMON』宣伝戦略について意見交換。今日も長くて濃い一日だった。
December 16, 2008
忘年会の日々
先週の金曜はCELLの原社長からのお誘いで、念願の向島で忘年会。その様子はとてもここでは書けないが、久々に楽しく騒いだ。
昨日は「やましょう」でオズの忘年会。やましょう鍋ももつ鍋も、何度食べても美味い。
今日は11:00からEFの小谷社長と会い、12:00からはNデザインで『GOEMON』の編集を最終確認し、細かい点について紀里谷監督と意見交換。ようやく、あと一歩で完成というところまできた。1年少しの間にこれだけのCG作業をやってくれたNデザインのスタッフには本当に頭が下がる思いだ。
15:00にはアスミック・エースへ行き、曽利監督作品の打ち合わせ。
18:30からは吉本興業で脚本打ち合わせ。その後は、須藤さん、工藤さんと銀座「きく」へ行って忘年会。いわゆる忘年会や新年会の類には顔を出さないのだが、忘年会と理由をつけての楽しい人たちとの食事は美味い。
December 09, 2008
日本人はなぜアメリカ映画を観なくなったのか

::去年に続いて、京都で名残の紅葉を楽しむ。

::祇園「権兵衛」の親子丼。
薄味だが、絶品!
京都から戻って、『GOEMON』海外セールスの打ち合わせをし、スタジオジブリの雑誌「熱風」の取材を受ける。テーマは「日本人はなぜアメリカ映画を観なくなったのか」。
シネコン普及によって映画館がお茶の間化したこと、日本映画を金儲けの道具にできる方法を見つけたことでテレビ局や芸能プロダクションが映画にシフトしたこと、アメリカ映画の企画が保守的になりすぎて飽きられてしまったこと、日本映画バブルのスパイラルによってアメリカ映画の切り捨てに拍車がかかったことなど、いろんな原因が複合的に絡み合っているのだが、そのひとつはインターネットによって情報が(多くの間違ったものを含めて)氾濫していることではないか。実体験することの意味が薄れ、人は何でも知っているつもりになっている。過多に情報が流れているものやすぐに手に入るものでない限り、好奇心を持たなくなってしまった。
世界は近くなったのではない。小さくなったのだ。
December 06, 2008
闘う宣伝を期待する

::「丈参」の親子丼。
一昨日は電通テックの宮田さんと、エイベックスとドコモが始める「BeeTV」のための作品の打ち合わせ。
パパドゥで山田社長と会い、オズに戻って再び「BeeTV」の打ち合わせをし、「ディレクターズマガジン」の取材を受け、17:00からはワーナーで『GOEMON』の宣伝会議。いろんな意味で「闘う映画」なのだから「闘う宣伝」であるべきと、宣伝チームに発破をかける。
夜は初めて中目黒の「AWkitchen」へ。バーニャカウダは評判通りに美味かった。
昨日は三宅監督、安里監督と打ち合わせした後、松本晃彦さんのスタジオに紀里谷監督と行って『GOEMON』の音楽のデモを聴き、夜はマシと「ACCA」でイタリアン。10年ぶりくらいに行ったが、変わらず美味い。
今日は念願の人形町「丈参」へ。そろばんとかおたふくとか、いろんな部位を食べさせてくれる焼鳥屋。味はともかく、カウンターだけの狭い店で喫煙というのは考え直してほしい。