April 29, 2008
豚を食べる日々

::「いぢめる?」
ホテル・ベルエアで仲良くなったリス。
週末はホテル・ベルエアで、脚本や小説をひたすら読んで過ごす。
昨日は11:00にUTAへ行き、ランチはとんかつ。小峰くんから美味しい豚肉をもらったので、豚を食べる日々が続く。
午後は『INHUMAN』という映画の脚本について、フォックスのピーター・カンとの電話会議を受けて、脚本家のエリック・ハイザラーと打ち合わせ。
夜はニューリージェンシーの社長サンフォードからの招待で、サンタモニカの「Locanda Portofino」へ。アメリカ映画界と日本映画界の現状について意見交換。
今日は朝から山へ登り、リメイク版『ノロイ』の社内打ち合わせをしていたら、あるスタジオと一年近く交渉を続けていた映画のプロデューサー・ディールが突然合意したとの連絡が入る。
ランチはポークチャップを食べ、午後は角川ピクチャーズUSAで新しく社長に就任した作田さんと打ち合わせ。
日本はGWなので、届くメールが少ないのがうれしい。
April 23, 2008
「翁」と「なか田」と「純連」と
一昨日の夜は、メディアファクトリーの稲田さん、永田さんと「翁」へ。富山から届いたホタルイカの活き作りを堪能。
昨日は「旬房」で新しく立ち上げようとしているプロジェクトについてランチ・ミーティングし、オズに戻って打ち合わせをいくつか。
夜は、「HEROES」のキャンペーンで来日したマシと「肉匠 なか田」へ。柴本幸さんとモザイクのグロリアも加わり、美味しい肉を食べながら、楽しい時間を過ごした。
今日は11:00に手塚プロダクションへ行った後、高田馬場にある札幌の有名ラーメン店「純連」へ。札幌にある本店まで味噌ラーメンを食べに行って不味かった記憶があるのだが、今日もやっぱり後味が悪く、僕には美味しいと思えなかった。
オズに戻って打ち合わせ次々と行い、夜は渋谷「しゃぶ禅」でセブンスアヴァニューの中村社長と豚しゃぶ。
雨の続く日本を離れ、明日はLAに飛ぶ。
April 18, 2008
谷津勲さん

::『呪怨』の打ち上げで奥菜恵さんをはさんで。
『呪怨』の完成披露試写では、喪服で司会していただいた。
『リング2』で大島に渡った高野舞がタクシーに乗って行き先を告げると、運転手はいわくありげに「ああ、あの家ね」と言う。その簡潔で的確な芝居に惚れてしまい、『仄暗い水の底から』『ラストシーン』『呪怨』『感染』『いぬのえいが』『呪怨 パンデミック』とたくさんの映画に出演していただいた。
その谷津勲さんが亡くなられた。『呪怨 パンデミック』で谷津さんが「いないいないばあ」をする場面では、アメリカの映画館で必ず笑いが起きた。ある日、「夢千代日記」を観ていたら、出演者の中に谷津さんの名前を発見。しかし、本編を何度観ても、谷津さんらしき人は見当たらない。ご本人に尋ねたら、照れながら「昔は太ってたんです」と言われたのを思い出す。声優として活躍されていた時期もあり、「ウルトラセブン」のスペル星人の声だったことも後で知った。
谷津さん、たくさんの映画に出てくださって、本当にありがとうございました。
April 15, 2008
座頭市

::先日「あさば」へ行ったら、結婚式をやっていた。
連日打ち合わせが続いて、読むもの、観るものがたまっていたので、今日は出かけず、ひたすらに読んで、観る。
午前中はプロットを次々と読み、フォックスでディベロップしている脚本と角川映画から送られてきた小説を読む。
午後は仕事上観なくてはいけない映画を2本観たがつまらなかったので、口直しにテレビ版「座頭市物語」の最高傑作と名高い「二人座頭市」を観る。植木等演じるニセ座頭市の話。ものすごく面白くて、勝新太郎は監督としても凄いとあらためて唸る。ユーモアがあり、シャープで、しかも、エモーショナル。止まらなくなって、辰巳柳太郎が国定忠治を演じた「赤城おろし」、吉永小百合ファンなので本放送のときに観ていた「雪の別れ路」、脚本がないまま撮影に入ったという原田美枝子がゲストの「冬の海」を続けて観る。
どれも胸が締めつけられるほどに切なく、哀しい。しかも、お涙頂戴ではなく、この世の無常と人が直面しなければいけない真実を描いて、重い。「雪の別れ路」は31年ぶりに観たが、ビデオがない当時、カセットテープで音だけ録音して何度も聞いていたので、ほとんど全編憶えていた。
映画は(テレビであっても)やはり、想像力を喚起させるものでなくてはいけない。観客がそれをしなくなったからといって、堕してはならない。
夜はひたすら書類を作成し、読まなければいけない漫画を何冊か読んで、録画しておいた「東京大空襲」と「週刊真木よう子」を観た。
April 13, 2008
パジャマ
白金台のマンションに住んでた頃。
LAから帰った翌日、遅くまで寝てたら、上の部屋からもの凄い騒音がする。ドリルか何かで工事をしてるらしい。安眠を妨害された僕は、パジャマのままで上の部屋に怒鳴り込みに行った。応対した工事の人は、目が泳いでいる。「とにかく工事をやめろ!」と言い残して部屋に戻ると、しばらくしてチャイムが鳴った。玄関のドアを開けると、そこには上品な奥様が。「上の部屋に引っ越してきた者です。海外に行かれてお留守だと伺ったので、ご挨拶が遅れてすみませんでした」と平謝りに謝り、封筒を僕に渡すと逃げるように帰って行った。
眠い僕はさらに眠り、昼過ぎにようやく起きて、さっき渡された封筒の中を見てみると、札束が入っていた。「えっ?」一瞬、夢からまだ覚めてないのかと思ったが、玄関の鏡に映った自分の姿を見て納得。ヒョウ柄のパジャマを着た僕は、どこから見ても「兄貴」だったからだ。
April 01, 2008
J・J
15:00にアスミックへ。曽利文彦監督と進めている企画の打ち合わせ。小川・宇田両プロデューサーに加え、作家の方や漫画編集者の方にも参加していただいてブレストを重ねている。
夜は、『クローバーフィールド HAKAISHA』のキャンペーンで来日したJ・J・エイブラムスのウエルカム・ディナーへ。パラマウントとある企画を進めている関係で、インターナショナル部門社長のアンドリューから招待されたのだ。初めて会ったJ・Jは、少年っぽさを残しながらも、才気溢れるオーラを放っていた。
寝る前に「江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎」の中で最高傑作といわれている「白昼夢 殺人金魚」を38年ぶりに再見。東京12チャンネル(現在のテレビ東京)の伝説的なテレビドラマ。東映の岡田社長が小林少年を演じていたりして面白い。下水道に巨大な金魚が現れる場面が脳裏に焼き付いていたのだが、見直してみると記憶とはずいぶん違っていた。