December 31, 2007
2007年が終わる

::隠れていても、太陽はそこにある。
苦悩した一年だった。
いちばんヒットした日本映画『HERO』はテレビドラマの映画化で、いちばん賞を獲るであろう映画『それでもボクはやってない』もテレビ局が製作した映画。しかも、いちばん素晴らしかった映像作品は、映画ではなくテレビドラマ「ハゲタカ」だった。あらゆる意味で、テレビ局のパワーを見せつけられた。
でも、仕方がない。僕はテレビ局の人間ではないのだ。そして、お客さんに楽しんでもらえる映画を作ることはできると、自分を信じている。だから、自分の作りたい映画を作ればいいのだ。本当に力のある映画を作ればいいのだ。テレビ局と違って、つまらない映画でもヒットさせることはできないけど、そんなのは当たり前のこと。そんなズルはもともと、しない方がいい。
もっともっと面白い映画を作る。それだけに全力を傾けて生きればいいのだ。2008年が、私とあなたにとって幸せな年となるよう、祈っています。
December 21, 2007
世界の現実
「世界を見る目が変わる50の事実」を読み終える。「世界の5人に1人は1日1ドル未満で暮らしている」とか「先進国の国民は年間に7キロの食品添加物を食べている」とか「今日の米国に生まれる黒人新生児の3人に1人は刑務所に送られる」とか「世界の人口の70%以上は電話を使ったことがない」とか、日本の常識では考えられない世界の現実を、数字を使ってわかりやすく教えてくれる。
今日は、赤坂の「鎌倉山」でランチ・ミーティングをした後、TBSで濱名さんと会い、オフィスに戻って打ち合わせをいくつか。
夜は、手塚眞監督の招待で、四谷の「CHEF'S」へ。エイベックスの千葉さん、荒木さんと一緒に会食。噂には聞いていたが、想像を遙かに超える美味しさに感動。日本で初めて上海蟹を出した店だけあって、上海蟹の美味さは格別だが、それ以外の料理もどれも絶品。中でも「玉子トマト炒め」には、何でこんなに美味いのかと絶句した。
December 19, 2007
隆重という名前

::「翁」で食べた、蝶ザメの刺身と生のキャビア!
昨夜は、「翁」でオズの忘年会。
今日は打ち合わせの合間に、森アーツセンターへ「ウルトラマン大博覧会 ROPPONGI天空大作戦」を観に行く。科学特捜隊基地やウルトラ警備隊基地と並んで、実相寺監督の書斎も再現されていて、愛情のこもった空間が楽しかった。夕方、『GOEMON』の打ち合わせに松竹へ行ったら、円谷プロの社長に就任された森島さんにばったり会って、偶然に驚く。
夜は「橘花楼」で、EFの小谷さん、木藤さんと会食。
家に帰って、「大忠臣蔵」の最終話を観る。これで、ついに全52話を観終わった。
僕の「隆重」という名前はすごく珍しいが、四十七士の中に「武林唯七隆重」という浪士がいて、切腹した毛利屋敷は今の六本木ヒルズにあったという。こんな偶然には、何の意味もないのだが。ちなみに、広東語では「Grand Open」の「Grand」に当たる意味らしく、香港では街中の看板に「隆重」と書いてあったので驚いた。
December 14, 2007
菱岩のお弁当

::菱岩の折詰。絶品!
一昨日は京都駅の伊勢丹で、予約しておいた「菱岩」のお弁当を買って新幹線で食べる。ひとつひとつの食材が丹精に味付けされていて、見事としか言いようがない! 東京では手に入らないのが残念。
自宅に一旦戻ってメールを処理し、18:30に映広スタジオへ。ネット・ムービーのサウンドミックスに立ち会う。
昨日はバーバーサロン後藤で髪を切り、13:00からアバコスタジオで、清水監督、藤貴子さん、宇野実彩子ちゃんと、『呪怨 パンデミック』のコメンタリー収録。撮影したのは去年だが、すでに懐かしくて、ついつい見入ってしまった。
16:30にはオフィスへ戻り、高橋洋さんとJホラーシアター第6作の打ち合わせ。
今日はオフィスで打ち合わせを次々とこなして、19:30から「ざくろ」で、エイベックスの剱持さんとモバイル&ゲームスタジオの三木社長と忘年会。今年もあと僅かだ。
December 11, 2007
京都の夜

::夕暮れの八坂神社。
CELLの原社長からのお誘いに甘え、祇園の「枡梅」でお茶屋デビュー。京都には6つの花街があるが、ここは祇園甲部といういちばん大きな花街。「枡梅」は置屋でもあるので、舞妓の小之美さんはここに住んでいるという。

::小之美さんと。
18歳だが、銀座や六本木のホステスとは躾けが違う。
舞妓1年目は下唇にしか紅を差さないとか、「ごはんたべ」といってお座敷の外でも芸妓さんや舞妓さんと食事したり遊んだりできるとか、何日分もの花代を払えば海外旅行にだって一緒に行けるとか、でも舞妓さんだけだと連れ出せないのでもれなく芸妓さんも付いてくるとか、祇園のしきたりをいろいろと教えてもらう。一昨年、佳つ乃さんと食事したのは「ごはんたべ」だったのだと今になって知る。
仕出しのお料理を食べ、踊りを披露してもらった後は、「波木井」へ。マスターが三味線片手に艶歌を唄ってくれる、祇園ならではの不思議な店。そこで美女発見! 聞けば、宮川町でナンバー1の君香さんという舞妓さん。
次は、宮川町だ!
December 10, 2007
京都、美味いもの尽くし

::真如堂で、名残の紅葉を楽しむ。
仕事で京都に来ている。

::俵屋は、ひとつの小宇宙だ。
宿はもちろん、俵屋。部屋の間取りも景色もすべて違うから、楽しい。今回泊まったのは、「暁翠庵」と「鷹」。
今日は、10:00に東映京都撮影所へ。所内を見学させていただいていたら、トップコートの花山さんにばったり会い、佐藤祐基くんを紹介してもらう。第9ステージでは正月時代劇の撮影をしていて、佐野史郎さんと六平直政さんに会った。

::大市の丸鍋。ストイック!
広隆寺の弥勒菩薩を拝観し、ランチは念願の「大市」へ。すっぽんのしぐれ煮と丸鍋。鍋にもすっぽん以外は何も入っていないというシンプルさだが、文句なく美味い!
そして、夕食はお気に入りの鮨割烹「なか一」へ。相変わらず、出されるものすべてが美味かった。

::落柿舎の隣で売ってた代白柿。トロトロ!
「花観酒房」で美味しい日本酒を何杯かいただき、尾上菊之助くんのお誘いで「ますだ」へ。京都っぽくない豪快な料理を楽しむ。この時期のデザートは、どこも代白柿。渋柿を脱渋したトロトロの柿。これが、また美味い!
December 05, 2007
4年ぶりの香港

:: ペニンシュラの融通の利かないサービスにがっかり。
しかも、朝食の半熟玉子は柔らかすぎだし、
クロワッサンなんて、これまで食べたことがないほど不味かった。
昨日は、19:30からエイベックス・アジアのバディとペニンシュラの嘉麟楼で食事。

::徳記。九龍城市政大廈の3階にあります。
今朝は、『孔雀王』以来の付き合いであるポールと九龍城市場へ行き、「徳記」のお粥と腸粉を堪能! お粥はたったの60円だが、どこよりも美味い!

::創發潮州飯店。オープンキッチンだから、料理を見て選べる。
午後は美亞グループ代表の李さんを訪ね、夜は香港で一番お気に入りのレストラン「創發潮州飯店」で、「BiGピクチャーズ」CEOのキャサリンと食事。キャサリンとは、今は亡きレスリー・チャン主演の『もういちど逢いたくて』を一緒にプロデュースした仲。あの頃は毎日のように怒鳴り合っていたが、それで絆を深め、今では香港でもっとも信頼しているプロデューサーのひとりだ。二人で食事をしていると、どうしてもレスリーの思い出話になってしまう。ほんとに素晴らしい俳優で、素敵な人だった。

::『もういちど逢いたくて』日本ロケの打ち上げで。
左から、ダニエル・リー監督、僕、ポール、キャサリン、
そして、レスリー。
香港へ来たのは4年ぶりだが、元気をもらった。来年からは、再び中国語映画もプロデュースしてみようと思っている。