August 27, 2007
『犬神の悪霊』
『犬神の悪霊』のDVDがついに発売されたので、30年ぶりに観た。
犬神の祠を壊した上に、犬まで轢き殺したウラン発掘調査の3人組。ひとりは結婚披露宴で発狂し、もうひとりは野犬(といってもシェパード)の群れに襲われ喰い殺される。生き残った大和田伸也はせっかく建て直された祠を狂ったように破壊する。その表情は、楽天の社長にそっくり。妻の泉じゅんは精神病棟の檻に入れられ、『女囚さそり』状態。医師や看護師も東映系の俳優が演じてるから、みんな怖い。犬神の村に戻った泉じゅんは悪霊祓いで乳房を露わにしながら悶える(この場面だけ鮮明に憶えていた)。ウラン発掘現場ではドリルが暴走して作業員を殺戮! 東映映画ならではのバイクに乗った無軌道な若者は山奥の寒村にもいて、お約束の(『新幹線大爆破』にもあった)バイクスタントで全員死亡、手を振り回しながら崖から川に飛び降りるスタントもある(これも『新幹線大爆破』にあった)。犬神の血筋の娘・山内恵美子はロックのレコードに合わせて泣きながら踊り狂い、父・室田日出男は一家皆殺しの復讐に、犬を生き埋めにして日本刀で首を斬る! そしたら犬の頭が宙を舞い、室田日出男の首に喰らいついて惨殺! ウラン発掘基地は、なぜか爆発炎上! 犬神の祟りは泉じゅんの妹・長谷川真砂美に取り憑き、新体操のように舞いながら大和田伸也を襲う! でも、そんなことで驚いていてはいけない。泉じゅんの屋敷の蔵には座敷牢があり、そこには犬神に取り憑かれた息子がいて、鈴木瑞穂と小山明子の両親を殺害! そして、大和田伸也が燃える棺の中から起き上がって「完」の文字が!
もう、サービス精神満点!というより過剰! みんな真面目にやってるから、清々しい。泉じゅんはエロかわいいし。ああ、面白かった。
August 23, 2007
温泉三昧

::妙見石原荘の露天風呂。極楽。
去年から今年にかけて、気になる温泉旅館にいくつか行ってみた。
北海道の「望楼NOGUCHI登別」。スタイリッシュで、部屋は居心地が悪い。お湯はいいが、カメムシが入るから窓を開けるなと言われた。料理はまあまあ。車で1時間走って、「ザ・ウィンザーホテル洞爺」の「美山荘」へランチに行った。
蔵王の「だいこんの花」。ペンション感覚で、料理は笑っちゃうようなレベルだけど、露天風呂は気持ちよかった。
草津の「ての字屋」。すごく評判の高い旅館。お湯は最高で、岩風呂は気持ちいいのだが、露天風呂は開放感がなくて残念。料理もよくある甘い味付けの懐石。炊飯器で炊いたような不味いご飯が出た。

::気高い三毛猫。かなり可愛い。
鹿児島の「妙見石原荘」。露天風呂は最高で、料理も上質。玄関の自動ドアの外に三毛猫が座っていて、近づくと撫でさせてくれるのだが、旅館の中には絶対に入ってこない。誰が躾けたのでもないのだと言う。気高い猫にも会えて、至福の時を過ごした。
August 19, 2007
「24」シーズンVI

::アマンダリは開放感はないが、静寂が心地良い。
バリ島のアマンダリで半日を過ごし、深夜便で一昨日の朝に帰国。
午後にはオフィスへ行き、三宅隆太監督作品と『いぬのえいが2』の打ち合わせ。
昨日は9:00から、紀里谷和明監督作品のお祓いとオールスタッフ。いよいよ明後日から、長い撮影が始まる。
そして、今日は10:00から、明日クランクインするネット・ムービーのオールスタッフ。
昼過ぎには帰宅し、「24」シーズンVIの残り11話を一気に観る。CTUでは男女間のもつれが何組もあって仕事に支障を来してるし、オードリーは彼女が原因で戦争が起きそうになるほど足手まといだし、一段と安っぽい登場人物が次々に登場して、緊迫感が希薄。中国と(架空の国になっているが)中東は、もう完全に犯罪国家扱いだ。まあ、アメリカ政府も犯罪者の集まりに描かれてるからいいか。
それでも、8時間一気に見せるだけの力があるから、すごい。ただ単に、僕が「24」中毒になってるだけかもしれないが。
August 15, 2007
アマンワナ

::このテントが、ゲストルーム。
バリのデンパサール空港で、スチールカメラマンの安保隆さんが亡くなったことを知る。『大失恋。』や『LOVE SONG』などの現場で写真を撮ってもらった。「愛人霊」というVシネマのロケで伊豆へ行ったとき、ロケセットが狭くて入れないので、安保さんと「ねこの博物館」へ行った。あまりのしょぼさに、二人で苦笑したのを思い出す。

::アマンワナの夕暮れ。
急に思い立って、アマンワナへ来ている。世界でいちばん好きな場所のひとつ。5年前と変わらず、海は青く、風は爽やかで、人々も優しい。ここに来ると、自分がリセットされるのがわかる。夜は、満天の星。天の川を見るのは何年ぶりだろうか。

::そして、アマンワナの夜明け。
今日は、8月15日。半藤一利の「日本のいちばん長い日」を読み、それを映画化した岡本喜八監督の『日本のいちばん長い日』を観る。62年で、日本は見事に西洋化して豊かになり、同時に、失ったものも大きいと実感する。
August 03, 2007
明日から『怪談』公開
成田に着いたら、梅雨が明けたと言われた。湿気が苦手なので、日本の(都会の)夏は本当に嫌だ。
帰りの飛行機で雑誌を読んでたら、「TITLE」という雑誌に「24」シーズンVIの第1話を収録したDVDが付いていると知って、さっそく購入。さっそく観る。「違うスタッフが作った、パロディみたいな出来」と貶されているシーズンVIだが、第1話を観ただけでも、確かに何か歯車が狂っている。でも、ファンにとっては、ジャックやクロエにまた会えるだけで嬉しい。第1話だけしか観られない、おあずけされた犬のような気分も、それはそれで心地良い。
「サライ」という雑誌には『黒部の太陽』の予告編が収録されたDVDが付いていた。ソフト化されてない作品だから、予告編だけでも観たくて、これも買う。ちゃんとした映画俳優がたくさんいた頃の映画は、やっぱりいい。
明日からいよいよ、『怪談』が公開されます。皆さまぜひ、劇場へ足をお運びください。