July 18, 2007
♪世の中、間違っとるよ〜
最近、取材を受けると、必ず「邦画バブル」と言われる。たしかに製作本数の多さはバブルな感じだが、製作現場の貧しさは変わっていない。
日本を代表する撮影監督でも月額120万円くらいが上限だろう。ということは、もし仮に一年フルに働いたとしても1440万円。しかも、テレビ局が製作する大ヒットが保証された(というか金儲けのためだけに作られている)映画でも相場は80万円くらいだ。となると、フルで働いても年収1000万以下!
何とかベースアップを図りたいが、出資者の了解を得るのは難しい。できるだけ安く作って、できるだけ儲けたいという日本的な貧乏根性が抜けないからだ。これでは、いつまで経ってもダイナミックな日本映画は生まれない。しかも、提出した予算表を見て、「スタッフのギャラ、高すぎるよ」と言うテレビ局社員の年収が2000万円を超えていたりする。
「♪世の中、間違っとるよ〜」と、まさしく植木等の言うとおりだ。






