June 30, 2007
iPhone

::http://www.apple.com/iphone/
昨日の18:00にiPhoneが全米で発売になり、アシスタントのユウコとインターンのケヴィンの24時間にわたる涙ぐましい努力でゲット。値段は、メモリー容量の多い8GBタイプで599ドル。
早速、使ってみる。まずは、アクティベイト。これは、iTunesを使って、簡単にできた。同じくiTunesを使って、音楽や写真だけでなく、アドレスブックやSafariのブックマークも同期でき、あっという間に準備完了。ようするに、iPodに電話とメールとインターネットの機能が追加されたものだと思えばいい。
想像以上に機能的で使いやすく、操作性も抜群。痒いところに手が届くという表現がぴったりだ。そして、何より、パーフェクトに美しい。既存の携帯電話メーカーは今までいったい何をしていたのか。
香港で初めて携帯電話を買ったのが1988年。あれから19年目にして、最高の携帯電話と出会った。
June 28, 2007
ピッチする日々
『SHUTTER』の脚本を書いたルーク・ドーソンがNYから来て、僕が原案を書いた映画のピッチを今日から始めた。
昨日の夕方は『SHUTTER』の編集室へ。編集されたいくつかのシーンを見ながら、編集のマイケルと落合監督と意見交換。
夜はオズラのスタッフと、ヴェニスの「VIA VENETO」へ。最近LAでいちばん気に入っているイタリアン。カプレーゼも、ウニのパスタも、からすみのパスタも、ミラノ風カツレツも、ティラミスも、どれも絶品だった!
今朝は日課になったトレッキングの後、イマジンでデヴィッド・バーナルディと打ち合わせ。
そして、20世紀フォックス、MTVフィルムズ、パラマウント・ヴァンテージ、ワインスタイン・カンパニー、ユニバーサルにピッチ。
明日も、マンデート、ダーク・キャッスル、スクリーン・ジェム、フォックス・サーチライト、フォックス・アトミックへピッチに行く予定だ。
June 21, 2007
送別会

::前列左が浅田。
みんな、満面の笑顔というのも微妙だが。
昨夜は、『SHUTTER』の編集でLA滞在中の落合監督と食事。
今朝は、9:30にディベロップメント・オフィスへ。来週ピッチする作品の中身を詰め、続いて、進行中の作品の進捗状況について確認する「ステータス・ミーティング」を行う。現在、オズラで進行中または検討中の作品は、映画32本とテレビ8本!
13:00には「Piccolo Paradiso」へ。ニューラインからフォックスへ移ったジェフ・カッツとランチ。
14:45からはUTAで打ち合わせ。夜は「providence」で、浅田の送別会。浅田とは4年前、僕が東京国際映画祭の審査員をやったときに、彼女が通訳をやっていたのが縁で知り合い、優秀なのでオズに入ってもらった。通訳に一番大切なのは相性だから、彼女を失うのは痛いが、まあ仕方がない。人生、別れもあり、新たな出会いもある。
浅田さん、おつかれさまでした。
June 19, 2007
「伊丹十三の映画」
一昨日の夜は、パークハイアット東京の「梢」で、奥貫薫さんたちと食事。奥貫さんとは、『リング0 バースデイ』『LOVE SONG』『叫』と3本一緒に映画をやっているが、ゆっくり話すのは初めて。何事もストレートに話す人だから、気持ちいい。
昨夜は、ゆっくりと風呂に浸かりながら、「伊丹十三の映画」を読み終える。日本映画どん底の時代に、面白くてヒットして、しかも上質な作品を作るために闘った監督の記録。叱咤激励された気分。今は、日本映画復活!と言われながらも、さらに最悪の状況。どう闘っていいのかもわからないが、とにかく面白い映画を一生懸命作って、お客さんに振り向いてもらうしかない。『アンフェア the movie』の方がいいと言われてしまったら、もう日本で映画を作るのはあきらめよう。
そして、今夜は「TSUBAKI」で、葉月里緒奈さんたちと食事。ポジティブな葉月さんから、元気をもらった。
明日はLAに飛ぶ。
June 17, 2007
日本映画の夜明けは遠い
日刊スポーツのウェブサイトを読んでいたら、「ハリウッド直送便」というコラムに「ハリウッドをだますなら今だなあ」という根岸吉太郎のインタビューが載っていたので読んでみたのだが、あまりの幼稚さに呆れてしまった。
千歳香奈子というライターのコラムなのだが、「ホラーやアニメ以外の邦画にも注目が集まり、より良質な日本映画をハリウッドでも楽しめる時代が到来することに期待したい」と書いている。もちろん、「アニメやホラーだけでなく」いろんなジャンルの日本映画がアメリカで公開されるようになってほしい。だからと言って、「アニメやホラーは良質ではない」ように書くことは許せない。それに、ここでの「ハリウッド」とは何を指しているのか? ハリウッド地区のこと? アメリカ映画界のこと? さっぱりわからない。
根岸吉太郎もハリウッドの印象を聞かれて、「ちょろいなと思った」「これはだませるな」と言っているが、お前にできるならやってみろよ。「新庄みたいなのが行って、4番なんか打ってしまうと、日本の野球選手は皆“なんだオレだって行けるじゃないか”とその瞬間思ったわけよ」とまで言うのなら、打ってみろよ。打ってから言えよ。「ハリウッドを痛快に斬る根岸監督」なんて書くライターも相当な低脳だ。
『明日の記憶』も公開されるから「今夏のロサンゼルスは邦画ブームに沸きそうです」なんて、現実を直視しない安易な原稿を書かないでほしい(『雪に願うこと』は1館1週間の限定公開で興収2,684ドル、『明日の記憶』は6月14日現在で興収15,429ドル)。『雪に願うこと』も『明日の記憶』も少しでも多くのアメリカ人に観てほしいし、渡辺謙さんの努力には頭が下がる。だからこそ、そんな無責任な原稿は書くべきではない。現実を直視し、一歩一歩地道な努力を積み重ねることが大切なのだ。
ああ、日本映画の夜明けは遠い。
June 15, 2007
香港びっくり体験 最終回
ある日、ゴールデンハーベストの人から、アメリカで映画を作るという話を聞いた。どんな話ですか?と質問したら、ネズミから忍術を教わった亀の忍者が悪と闘う話だという。「面白そうですね!」と口では言いながら、「こいつら、アホか。そんな映画がアメリカで当たるわけないよ」と心の中でバカにした。
数年後、その映画『ミュータント・タートルズ』は全世界で2億ドルを稼いだ。「自分の尺度で物事を判断してはいけない。とくに、相手が香港人の場合は」と教わった。
もともと、香港へ行ったのは、『帝都物語』が招待されて行ったアボリアッツ映画祭で、『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』を観て衝撃を受けたからだ。ブルース・リー亡き後、香港映画には「Mr. BOO!」とか「キョンシー」くらいしかないと思って侮っていたが、いつの間にかそのエンターテイメント水準は日本を遙かに超えていた!
香港から学んだことは多い。香港は深い。
June 08, 2007
『怪談』完成披露試写会

::映画にぴったりの、美しい試写会になった。
ウィルコムのW-ZERO3が動作エラーが多くて使い物にならないので、イー・モバイルのEM・ONEを買ってみた。基本的な仕様は同じなので、アドレス帳の検索は役立たずだし、僕みたいにアドレス帳に2000件とか入ってると表示の切り替えもまともにできないが、動作エラーは今のところ起きてないし、通信速度は速いし、何よりも薄くてスタイルが美しいのが気に入った。機械はやはり、美しくなくてはいけない。
今日は、『怪談』の完成披露試写会。恵比寿ウエスティンホテルで取材をいくつか受けた後、18:00に恵比寿ガーデンホールへ。歌舞伎公演中の博多から駆けつけてくれた尾上菊之助さんをはじめ、黒木瞳さん、井上真央さん、麻生久美子さん、木村多江さん、瀬戸朝香さん、そして、中田秀夫監督が勢揃い。
上映後の舞台挨拶は、映画を観終わったばかりの反応がストレートに伝わるので緊張するが、お客さんの反応はとても温かくてほっとした。
June 06, 2007
天空の森

::僕が泊まった「天空」ヴィラ。
企画合宿で鹿児島に来た。空港から車で30分ほど走った南霧島に、「天空の森」というリゾートがある。妙見温泉にある名宿「忘れの里 雅叙苑」のオーナー・田島健夫さんが作った、この世の楽園だ。

::早朝、頂上まで登ってみた。
遠くに見えるのは、霧島連峰。
大自然に包まれ、日常を忘れることのできる理想郷。広大な敷地には、3つの宿泊ヴィラと、2つの日帰りヴィラがあるが、どこにいても目に入るのはただひたすらに緑。鳥の求愛シーズンらしく、鳥の鳴き声もいちだんと麗しい。敷地内にはそこかしこに畑があり、いろんな野菜を栽培している。養鶏場もあって、地鶏を育てている。だから、食事は野菜と鳥が中心の創作料理なのだが、素材が良いし、スタッフの愛情がこもっているので、どれも美味しい。

::朝食。野菜がとにかく美味い!
散歩して、食事して、打ち合わせをして、露天風呂に入り、本を読み、食事したら、また打ち合わせ。煮詰まったら、散歩。そして、昼寝。仕事は捗り、リフレッシュもできて、至福の時間を過ごすことができた。
June 03, 2007
iPhoneの発売が待ち遠しい

::89年に携帯電話を買って以来、番号を変えてないから、
大昔の彼女から突然、電話がかかってきたりする。
海外用携帯電話をM702iGに買い換えた。LAではモトローラがドルガバとコラボした金色の携帯電話を愛用しているが、日本からの携帯メールを受けるために、日本の携帯電話も併用している。
今まではSIMPURE Nを使っていたが、あまりにバカで腹立つことばかり。メール削除を押しても、「削除していいですか?」と聞かれ、カーソルは「いいえ」の方にある。「はい」にカーソルを動かして押しても、未読メールだと「本当にいいですか?」とまた聞かれる。親切心のつもりだろうが、余計なお世話だ。こういった手間でどれだけイライラするのか、使う人の気持ちをまったく理解していない。
いちばん使う電話帳リストがワンプッシュで出てこないから、電話をかけるのも一苦労。漢字変換の候補を選ぶ方法もバカだったりと、よくこんなに使いづらい機械を作れるものだと感心する。
ああ、アップルのiPhoneが早く発売にならないかなあ。
June 02, 2007
甘いもの
目指せ標準体重!なので、甘いものは避ける誓いを立てたのだが、天海祐希さんから「西光亭」のミルクゼリーをいただいたり、セブンスの中村社長から「完熟桃太郎トマトゼリー」をいただいたりして、誓いは破られっぱなしだ。
極めつけは、「mochiCREAM」。誰かがHPで紹介しているのを見て、ドライバーのケンケンに「日持ちするだろうから、とりあえず全種類1個ずつ買ってきて」と頼んだら、ショコラとか宇治金時とか全部で25種類あり、しかも、「本日中にお召し上がりください」と書いてあった。ショックを受けながらも、美味しいので思わず、ひとつ、またひとつと食べ、3日で完食。3日で1.5キロ太った。しかも、後で、「冷凍したら2週間くらいは持つよ」と聞いて、さらなるショックを受けた。
昨夜は、前から気になっていた麻布の「鳥善 瀬尾」へ。焼き鳥は絶品だったが、客層がちょっと悪いのと、照明のせいなのか、少し居心地が悪かった。
June 01, 2007
香港びっくり体験 その9
香港の空港が、飛行機がビルすれすれに飛んで街中に着陸するので有名な啓徳空港だった頃。
ある大雨の日、僕は日本へ帰るため、空港へ行き、チェックインした。空港はいつにも増して人で溢れ、飛行機はすべて「遅延」のサインが出ている。アナウンスが流れ、僕のフライトも大雨のため出発が遅れるという。飛行機は一機も飛ぶ気配がなく、やがて、ロビーは満員電車のように人でごった返してきた。アナウンスは「大雨のため、出発が遅れる」ことを繰り返して放送している。
そのうち、ざわめきが起こったので行ってみると、ロビーのカフェテリアにあるテレビに、滑走路で飛行機が横転している映像が映っている。啓徳空港の滑走路は1本だけだから、そりゃ飛行機は飛ばないはずだ。
しかし、なぜ、そんなすぐにばれる嘘を、しかも国際空港がつくのだろうか? さんざん待たされた怒りよりも、僕の頭の中は「なぜ?なぜ?なぜ?」と「?」マークだらけになった。