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April 30, 2005
また雨だ

NY.jpg
::NYは今日も雨。


NYは朝からまた雨。今日は自由の女神がホテルの窓から見えない。

12:30からNY在住の友人とランチした後、リニューアルオープンしたMOMA(近代美術館)へ。大好きなマグリットやクリムトの絵が見られて、幸せな気分になる。写真コーナーも充実していた。ショップも楽しく、「レインボーメーカー」なるものを買う。部屋で虹が作れるらしい。

19:00からはトライベッカ映画祭のクロージングセレモニーへ。ティム・ロビンスやロバート・デ・ニーロがプレゼンテーターとして次々登場し、最前列に座った甲斐があったと満足する。

今日もまた深夜1:00に、『予言』上映終了後のQ&Aへ。今日は土曜日のせいか、大半のお客さんがQ&Aに残ってくれ、笑顔で口々に「素晴らしかった」と言って帰っていった。

NYは今回も好きになれなかったが、トライベッカ映画祭には来てよかったと実感。



April 29, 2005
ライオンズゲート

13:00から「NOBU」でランチ。両監督とEFの海外担当・木藤、Jホラーシアターの海外セールスを担当しているライオンズゲート社のピーター、チェラ、ジョディというメンバー。ピーターは買い付け担当でJホラーの大ファン。チェラはピーターの部下で、ピーター以上のJホラーおたく。ジョディはNYベースのマーケティング担当。3人ともとても気持ちの良い人たちで、楽しいランチになる。LG社の人たちに会うと皆、Jホラーを愛してくれているのを感じて嬉しい。しかし食事は、東京の「NOBU」に負けないほど不味かった。

食事のあとは、ライオンズゲート社のNYオフィスへ行き、両監督と取材を受ける。

取材の後は、イタリアン「ROC」で夕食。ここは、かなり美味しかった。

ホテルで少し休み、深夜1:00に『感染』上映後のQ&Aへ。今日も満席。落合監督はアメリカ人に受けるコツをすっかりつかんで笑いを取り、サイン責めに会っていた。



April 28, 2005
トライベッカ映画祭

mira.jpg
::ミラは強く優しい、菩薩オーラの持ち主。


トライベッカ映画祭で『感染』『予言』が上映されることになり、両監督も招待されたので、昨日から嫌いなNYにまた来ている。

昨日は『感染』、今日は『予言』の上映に立ち会う。チケットはソールドアウトという人気で、上映後のQ&Aでは、なかなか鋭い質問が続く。

今日の午後は、ミラ・ナイール監督の新作『THE NAMESAKE』の撮影現場へ行く。ピューリッツァ賞を受賞した同名小説の映画化。NYに移住したインド人家族を描いた内容だが、素晴らしい脚本だった。主演は、『スーパーマン』の新作に準主役で抜擢されている期待の新人カル・ペン。母親役のタブーというボリウッドスターがあまりに美しいので見とれる。

夜は、落合、鶴田両監督と、NYで人気も評価も値段も一番高いという「雅」という鮨屋へ。確かに美味しく、確かに高かった。



April 26, 2005
『ノロイ』

新作映画『ノロイ』が完成した。映画と言っても、普通の映画ではない。

昨年、ひとりの怪奇実話作家の家が全焼。焼け跡から妻の焼死体が発見され、作家は行方不明となった。作家が残したビデオには、ある実在する「呪い」の真実が記録されていた。隣の家から聞こえる奇怪な音、失踪した超能力少女、放送中止となった心霊テレビ番組、呪い電波を警告する自称・霊能者、「かぐたば」という謎の言葉、ダムに沈んだ村でかつて行われていた呪われた祭り。

映画は、封印されたそのビデオを紹介しつつ、新進気鋭の白石晃士監督の手によって、さらなる驚愕の真実が語られていく。この世の真実を見せつけられ、息を飲む2時間。上映終了後、試写室から出てきた人々は一様に青ざめ、震えていた。

映画は8月公開予定。これまでのホラー映画の常識を覆す、まったく新しい恐怖があなたを待っています。真実を知る勇気のある人だけ、映画館へお越しください。



April 23, 2005
『輪廻』クランクイン

朝から桐生の群馬大学へ行く。いよいよ、清水崇監督のJホラーシアター第3作『輪廻』のクランクインだ。

プロデュース作品のクランクインに立ち会うのは、もう45回目になるが、いつも心地よい緊張がある。清水監督とも4本目の映画になるが、新しいスタッフと新しいキャストが加わると、新しい空気が撮影現場に流れる。

主演は、優香さん、香里奈さん、椎名桔平さん。優香さんと仕事をするのは『恋に唄えば♪』以来だが、ますます美しく魅力的になった。香里奈さんは3年前にフジテレビの連続ドラマ「ロング・ラブレター 漂流教室」を見て以来、ぜひ仕事をしたいと思い続けてやっと実現した。椎名桔平さんは、脚本が出来たときに「この役は椎名さんしかない!」と監督と意見が一致した理想のキャスティング。

最高のキャストを得て、10週間の長い撮影が始まった。公開は来年1月7日。ご期待ください。



April 19, 2005
お祓い

9:30に東宝スタジオへ。今週の土曜にクランクインする、清水崇監督の新作『輪廻』のお祓い。「ホラー映画だとお祓いとかやるんですか?」とよく聞かれるが、ホラー映画に限らず、映画の撮影前には、撮影中の安全祈願とヒット祈念を合わせて必ずお祓いを行う。ついに始動する『輪廻』。巨大なホテルのセットを建て、Jホラー史上最高額の製作費を注ぎ込む。これまでにない凄い映画になると思うので期待してください!

隣のステージでは、『いぬのえいが』の犬童一心監督が『タッチ』を撮影中。犬童監督が長澤まさみちゃんを紹介してくれる。『修羅雪姫』のオーディションで初めて会ったときから「大物だ」と確信していたが、眩しいくらいにますます輝いていた。ホラー映画は苦手らしく、何度交渉しても出てもらえないのが残念。

夜は、村上ファンドの村上さんたちと会食。変わらない日本映画界をどうすれば改革できるか話し合う。有意義かつ楽しい食事だった。



April 01, 2005
愛すべきクレイジー

sammy.jpg
::左がサミー。右はブライアン・ユズナ。


キーラ・ナイトレイ主演映画『ドミノ』のオフィスへ行き、サミーことサミュエル・ハディダと会う。『トゥルー・ロマンス』や『バイオハザード』のプロデューサー。

彼とは昔、2本の映画を一緒に作った。1本は、ラヴクラフトの短編をオムニバス形式で映画化した『ネクロノミカン』。もう1本は、日本のコミックが原作の『クライング・フリーマン』。これで長編デビューしたクリストフ・ガンズ監督は、その後『ジェボーダンの獣』を撮り、今月からトロントで人気ゲームの映画化『サイレント・ヒル』の撮影に入る。もちろん、プロデューサーはサミー。

人は皆、サミーのことをクレイジーと言うが、映画を深く愛している愛すべきクレイジーで、とても気が合う。

帰りがけに、サミーを訪ねてきたロジャー・エイヴァリーと会う。『キリング・ゾーイ』の監督。『ネクロノミカン』のセットで会って以来だから12年ぶりの再会。「お互い生き延びてるね」と笑い合う。