プロフィール
アーカイブ
  • July 2010
  • June 2010
  • May 2010
  • April 2010
  • March 2010
  • February 2010
  • January 2010
  • December 2009
  • November 2009
  • October 2009
  • September 2009
  • August 2009
  • July 2009
  • June 2009
  • May 2009
  • April 2009
  • March 2009
  • February 2009
  • January 2009
  • December 2008
  • November 2008
  • October 2008
  • September 2008
  • August 2008
  • July 2008
  • June 2008
  • May 2008
  • April 2008
  • March 2008
  • February 2008
  • January 2008
  • December 2007
  • November 2007
  • October 2007
  • September 2007
  • August 2007
  • July 2007
  • June 2007
  • May 2007
  • April 2007
  • March 2007
  • February 2007
  • January 2007
  • December 2006
  • November 2006
  • October 2006
  • September 2006
  • August 2006
  • July 2006
  • June 2006
  • May 2006
  • April 2006
  • March 2006
  • February 2006
  • January 2006
  • December 2005
  • November 2005
  • October 2005
  • September 2005
  • August 2005
  • July 2005
  • June 2005
  • May 2005
  • April 2005
  • March 2005
  • February 2005
  • January 2005
  • December 2004
  • November 2004
  • October 2004
  • September 2004
  • August 2004


LINKS
  • TakaIchise.com
  • OZ
  • OZLA


September 27, 2004
『リング』

13年前のある日。今は「SMAP×SMAP」のプロデューサーである関西テレビの田中猛彦さんからいただいたお葉書に、「リング」という小説がとても面白いので映画化されたらどうですか? と書いてあった。僕は早速、近所の本屋へ行き、ビデオテープのイラストが描かれた、正直言って冴えない表紙のその本を買った。

それがJホラーブームの始まりとなったのだから、運命とは不思議なものだ。その本はめっちゃ面白くて、すぐに出版社に連絡を取り、原作者の鈴木光司さんにお会いした。本はその頃、まだ1000部も売れてなかったから、鈴木さんは簡単に映画化権を預けてくれた。しかし、脚本は難航。後年、高橋洋という天才脚本家の登場を待つほかなかった。

ちなみに、田中さんは清水崇監督の初監督作品であるテレビドラマ「学校の怪談G」の生みの親でもある。田中さんの存在がなければ、今のJホラーブームはなかったと言えるだろう。



September 22, 2004
「くも女」

前にも書いたが、「日本のこわい夜」というテレビドラマをプロデュースした。5話からなるオムニバスで、その第1話が「くも女」。

監督の中村義洋さんとは、『発狂する唇』の予告編をヘンなものにしたくて誰かいい人いないかと探しているときに、紹介されて出会った。『ローカルニュース』という自主映画を見せてもらったが奇妙な面白さがあったし、「ほんとにあった!呪いのビデオ」というシリーズも監督していた。

その後、中田秀夫監督の感動作『ラストシーン』(観てない人はぜひ観てください!)と『仄暗い水の底から』、金子修介監督の『恋に唄えば♪』(話題にもならなかったけど、楽しい映画ですよ)の脚本を書いてもらったが、監督として仕事するのは今回が初めて。

で、「くも女」、はっきり言って傑作です! 笑えて怖い。9月22日夜9時からの放送なので、ぜひ観てください。



September 15, 2004
『発狂する唇』

crazylipsusdvd.jpg
::アメリカ版のジャケット。
  どホラーなテイストだ。


僕が5年前にプロデュースしたカルトホラー『発狂する唇』がアメリカでDVD発売された。

もともとはピンク映画の企画だったが暗礁に乗り上げ、脚本を書いた高橋洋さんが僕のところに持ち込んできたのだ。読んで「やりましょう」と即決した。ヒットするかしないはわからないが、僕の観たい映画だったからだ。僕が映画をプロデュースする基準は、いつもこの一点。自分が観たいか観たくないか。

完成した映画を観て、作ってよかったと思った。ありとあらゆるくだらないものが詰まっているのに知的で気品すらあってカタルシスもある。まだ観てない人は、ぜひ観てください。アメリカでも「すべての人には薦めないが、とても面白い」といった映評が出ている。そのとおり!

あなたが観て、もし好きでなかったら、ごめんなさい。でも、きっと病みつきになりますよ。



September 13, 2004
「金髪怪談」

LAから帰ってきた。最近は月1回のペースだ。今回の目的は「金髪怪談」という短編テレビドラマの撮影。清水崇監督×杉本哲太さんという組み合わせ。

実は今、初めてテレビドラマをプロデュースしている。JホラーTV「日本のこわい夜」という5話構成のオムニバスドラマで、その1話を清水監督に監督してもらうことになったのだが、清水監督は『呪怨』ハリウッドリメイク版の仕上げでLAを離れられない。で、清水監督のエピソードだけ全編LAで撮影したというわけだ。

ほかの4話は、『感染』の落合監督×香川照之さん、『予言』の鶴田監督×中村俊介さん、新鋭・中村義洋監督×遠藤章造さん、新鋭・白石晃士監督×山田優さんという豪華メンバー。かなり怖くて、かなり異常な作品になった自信がある。9月22日夜9時からTBS系で放送されるのでお楽しみに!



September 13, 2004
怖いもの

インタビューで「怖いものは何ですか?」とよく聞かれる。プロデューサーという仕事柄、怖い人や怖い局面に日々接しているから、怖いものはあんまり思いつかない。怖がられることはよくあるけど。だから、「プロデュースした映画が当たらないこと」とだいたい答える。

でも、子供の頃は結構、怖がりだった。『予言』の原作である、つのだじろう先生の漫画「恐怖新聞」もそのひとつ。登場人物の常にテンション高い表情と、その顔が大きいのが何より怖かった。「漂流教室」も怖かった。奇怪な虫が夢に出てきてうなされた。

映像だと、恐怖体験の原点は何と言っても「ウルトラQ/海底原人ラゴン」。ゴミを捨てようとして家の勝手口を開けると、そこにラゴンが! 3日は続けて夢に出てきた。日常の空間に異形のものが侵入してくるのが一番怖いということを、5歳にしてテレビから学んだのだった。



September 13, 2004
『感染』『予言』の恐怖

『感染』の恐怖は、自分が犯してしまった罪を、他人には隠すことができても、自分自身には隠せないという恐怖だ。ひとは必ず罪を犯す。そして、罪の意識は、罪を犯した者をとらえて、決して放さない。それは次第に重くなり、心を破壊していく。この映画に登場する医師や看護婦たちは決して見知らぬ他人ではない。私自身であり、あなた自身なのだ。

『予言』の恐怖は、いつ死ぬかを知ってしまうという恐怖だ。近い将来に愛する家族を失う、あるいは自分自身が死ぬ、そういったことを知らされながらどうすることもできない。これほど残酷なことはないと思う。ひとはいつか自分も死ぬということを忘れているから正気でいられるのだと思う。でも、死は誰にでも、間違いなく、いつか訪れるのだ。