
::「『砂の器』と『日本沈没』70年代日本の大作映画」は必読書!
『砂の器』を観直した。全編を観るのは数年ぶりか。最初に映画館で観たとき、「本浦千代吉は生きちょる!?」という台詞でひっくり返るほど驚いたのを鮮明に憶えている。
今さらながらに気づいたのだが、前半、手持ちカメラや望遠レンズを多用し、不必要とも思える説明的なテロップを執拗に挿入し、ドキュメンタリースタイルで通していることが、後半のドラマを盛り上げる効果を生んでいる。
2時間ドラマを撮り終えたばかりの佐々木監督とも『砂の器』談義になり意見が一致したのだが、当時と今との大きな違いのひとつは、存在感のある脇役俳優がもうほとんどいないこと。今はみんな主役芝居をしたがるし、バラエティ番組に出たりしてみんな「いいひと」になってしまっている。
今夜は、樋口尚文さんと20年ぶりの再会。70年代大作日本映画好き同士だけに、ここでも『砂の器』の話になったが、樋口さんが最近、亀嵩へ行ったと聞いて嫉妬した。















